<西武0-4ソフトバンク>◇21日◇西武ドーム
ソフトバンク摂津正投手(30)がエースの貫禄を見せ、7回3安打無失点でリーグ単独トップの12勝目を挙げた。今季初の中5日、西武岸とのエース対決は、序盤からお互いテンポよく投げ合う投手戦。「流れが変わる1発だけ気をつけました」と、打たせて取る投球に専念した。
7回表に小久保の適時打で1点のプレゼントをもらうと、その裏、連続四球と安打で2死満塁のピンチ。一塁からマウンドへ駆け寄って言葉をかけてくれる主将のために「小久保さんが取ってくれた大事な点を何が何でも守ろうと思った。先のことは考えず(向かって)行った」と強気に攻めた。大崎を高め142キロ直球で左飛に打ち取った。
通常より登板間隔が1日短い中5日であることを考慮され、94球で降板した。それでも「余力はあった。もっと投げたかった」と頼もしい。同一カード3連戦の頭へのローテ再編は、3連戦を優位に進めるため。「試合をつくれば(味方が)点は取ってくれる」と野手を信頼する。
この日奪った三振はわずか2つ。今季通算奪三振は115個で西武岸に1個差の2位だが、「縁のないもの」と気にしない。リーグ3連覇、連続日本一のために投げ抜くだけだ。【石橋隆雄】



