<ソフトバンク1-0オリックス>◇28日◇福岡ヤフードーム

 お立ち台に上がったソフトバンク小久保裕紀内野手(40)が、衝撃の事実を明かした。「(1-0勝利を)アシストしたのは内川聖一外野手(30)。骨、折れてる方が(一塁に)いいボールがきました」。

 7回、摂津を助けたビッグプレー。無死一塁で後藤の浅い左中間の打球を、内川がスライディングキャッチ。さらに間一髪の好送球で一塁走者も刺し、併殺でピンチを切り抜けたが、ワンバウンドで小久保のミットに収まった球を投げた内川の右手薬指は実は、剥離骨折していた。

 19日オリックス戦(京セラドーム大阪)で帰塁した際に突き指。以後6試合スタメンから外れた。内川は言う。「痛いのに慣れた感じが正直なところ。折れた、折れてないより、やれるかやれないかなんで。チームの力になりたい。自分がやれると判断した」。診断では、患部を固定し3週間~1カ月の安静が必要と言われた。しかし、逆転Vへ突き進む戦いに参戦する意欲が好守を生んだ。「守りで貢献できた。こういう緊迫感の中で試合できることが、やりがいある」。骨が折れても、の気持ちが混パを勝ち抜くチームの力になる。