<ソフトバンク2-6楽天>◇13日◇福岡ヤフードーム

 岩崎翔投手(22)が痛恨の満塁弾を浴び、ソフトバンクの連勝は5でストップした。7回に突然崩れた。先頭の聖沢を遊撃内野安打で出塁させ、1死後、連続四球で満塁。草野に1ボールから甘く真ん中高めに入った143キロを右翼席に運ばれた。「甘く入ってしまった。勝負どころで抑えないと…。(連続四球は)厳しいところを投げようとしすぎました」。押し出し四球も与え5失点で降板し、ベンチでタオルを頭からかぶったまましばらく動けなかった。

 秋山監督は「いい投球だったけれど、やっぱりあそこ(7回)の場面じゃない。連続四球がもったいないな」と苦い表情だった。

 1カ月ぶりの先発は、6回まで完璧だった。2軍で球離れを遅くするフォームに微調整し、最速147キロの直球とフォークで6回までわずか1安打。18アウトのうち12個を内野ゴロで奪った。レンジャーズ・ダルビッシュや楽天田中の投球フォームを動画で研究し「150キロよりも手元で伸びるイメージ」と話していたが、リーグワーストタイの10敗目を喫した。

 高山投手コーチは「セットになって自分を苦しめたね。片りんは見せてくれた。緩急も使ってよかった」と今後も1軍での登板を示唆した。

 落ち込んでいる暇はない。首位西武と3差で今日からは日本ハム、西武の上位2チームとの直接対決6連戦に突入する。チーム防御率トップ1・79の大隣がまずハムをたたき、再点火する。【石橋隆雄】