<ウエスタン・リーグ:阪神5-7ソフトバンク>◇19日◇鳴尾浜
1軍も続け!
ソフトバンク2軍が4年ぶり7度目のウエスタン・リーグ優勝を決めた。鳴尾浜で阪神に逆転勝ち。最後の打者を金無英が三塁ゴロに打ち取ると、マウンド後方に歓喜の輪ができた。就任2年目の小川一夫2軍監督(58)が3度宙を舞った。指揮官は「ファームは1軍で勝つために準備をするところと思ってやっていたが、8月を過ぎたくらいから選手が勝ちたいと口にするのを聞くにつれて勝たせてあげたいと思った」と話した。
スカウト部長から転身し2年。自らが調査し、獲得した選手たちと優勝をつかんだ。持ち味は、長所を伸ばす指導。柳田には目先の結果を求めるより、思い切りのよさ、フルスイングを続けさせ、後半1軍の戦力として送り出した。育成4年目の二保は変化球、2年目の千賀は直球を伸ばし、それぞれ支配下登録した上で1軍に送り出した。俊足内野手の牧原は走塁への意識改革を徹底し、支配下登録につなげた。
時には監督室で選手と1対1で話し込み、進むべき方向を理解させた。スカウト出身ならではのわかりやすい言葉で選手に教え込む。そんな指揮官を見て、選手は思い切りのいいプレーを心がけるようになり、勝ち星も増えた。
10月6日のファーム日本選手権(松山)で、イースタン王者のロッテと対戦する。スケールの大きな小川野球で日本一を目指す。



