阪神新井良太内野手(29)が秋季キャンプ途中合流を熱望した。24日の秋季練習中に左脇腹を負傷。翌25日に「左腹斜筋筋挫傷(肉離れ)」と診断され、11月1日から19日まで行われるキャンプ参加が厳しくなっていた。27日に鳴尾浜の球団施設内でリハビリを開始。有酸素運動や体幹トレ、治療など約5時間のメニューをこなした。

 新井良

 全然、いい感じ。肉離れにもランクがあって、軽症なので。癖になる箇所だから『ゆっくり急ぐ』という感じです。自分の意見としては(キャンプに)行かないという選択肢はない。無理して再発したら元も子もないけど、なるべく早く治して合流したい。

 順調なら11月初旬から屋外練習を再開する方向。スイングや送球の際に痛みが出ないかを見極めていく。全治は3週間前後とみられ、キャンプ中盤以降での合流を目指す。

 権田トレーナーは「本人の行きたいという思いを尊重しつつ(癖になりやすい)脇腹の初めての痛みなので、慎重に行かざるを得ない。(キャンプ合流前に)1日だけでなく、1クールほど打てて守れるかを確認しないといけない」と説明。大事を取って不参加となる可能性もあり、状態を見極めていく。

 昨秋キャンプでは振り込みで新フォームを固め、今季のブレークを呼び込んだ。「打撃もそうだけど、今年の第一は守備ですね」。1日も早く高知上陸を果たすため、慎重かつスピーディーにリハビリを進める。【佐井陽介】