西武渡辺久信監督(47)が28日、チーム強化へ、グラウンド上での「涙禁止令」を出した。「最近、よく泣いてるよね?
気持ちはわかるけど、我慢しなくちゃ。感情の起伏があると、プレーに影響する」と説いた。今季は最下位から猛烈な追い上げを見せたが、シーズン終盤に失速。日本ハムに優勝を奪われた。「あと1歩なんだけど、何かが足りないんだよね。まだチーム自体にひ弱さを感じる。もう少し、骨太のチームを作っていきたい」と誓ったが、「骨太集団」構築への第1弾が、涙の禁止だった。
同監督が求めるのは、真の男だった。「男は人前で泣いちゃダメでしょ」とピシャリ。「昔から言われるけど、男が泣くのは親を亡くした時だけ」と持論を展開した。現役時代、グラウンドで涙を流した経験は無く、89年に近鉄ブライアントにペナントの行方を決定づける1発を浴びたが「オレは泣かなかったよ。自分は全力を出したんだから」と振り返った。過去の号泣歴を「オグリキャップが最後のレースで勝った時と(08年に)リーグ優勝が決まった時だけ」と回想。人情派らしく、流したのは感激の涙だった。来季は獅子軍団が、男の集団に変わる。【久保賢吾】




