広島栗原健太内野手(30)が30日、今オフに取得した海外FA権を行使せずに残留することが決まった。広島市内の球団事務所で交渉に臨み、約30分間の話し合いで残留の意志を伝えた。「何も話すことがないぐらいです。今年は悔しい思いをしたので。ケガの具合も、順調ですと伝えました」。今季は5月に右肘の手術を行い、21試合の出場にとどまった。現在はリハビリ中だが、11月中にフルスイングが可能となる見通し。来春キャンプでの復帰に向け、年明けには米国での自主トレも検討している。