楽天の新人7選手が10日、仙台・泉区の泉犬鷲寮に入寮した。ドラフト4位下妻貴寛捕手(18=酒田南)は“バイブル”を持ち込んだ。星野監督の著書「星野流」だ。昨年末に知人から贈られた。中日、阪神での監督生活を振り返り、人心掌握術など背番号にちなみ77の心構えがしるされている。正月もむさぼり読んだ。「野球を大変分かっていて、自分の意見を持っている方。僕も自分の意見を持って、星野監督の下でやっていきたい」と、プロでの目標を立てた。
捕手というポジションを「監督の次に指示を出さないといけない」と、とらえている。だからこそ監督の考えを知ることが大事になる。「星野監督の試合運びを覚えていきたい」と意気込んだ。著書を熟読し、星野イズムを身につけるつもりだ。
この日は全国的に冷え込んだ。寮のある泉区は仙台市街地よりも気温が下がる。沖縄出身の島井が「きついですね」と苦笑いする横で、下妻は「酒田は雪が30センチ。こっちの方が過ごしやすいですね」と涼しい顔。「同じ東北出身なので、ここでプレーできてうれしい」と笑顔だった。東北の星を目指す。【古川真弥】



