【グアム(米国)10日=岡本亜貴子】海を越え、年齢差を超えてのラブコールだ。現地で自主トレ中の阪神桧山進次郎外野手(43)が2月の沖縄・宜野座1軍キャンプ中に、ドラフト1位藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)と食事会を開催するプランを明かした。親子ほど年齢は離れているが、野球に対する考え方などを聞き出し、コミュニケーションを図る考えだ。

 代打の神様は、阪神の酸いも甘いも知り尽くした生き字引。藤浪と接触し、タテジマで生きていく心得を伝授する。すでに和田監督ら首脳陣は藤浪の1軍キャンプ同行を明言。球団最長在籍22年目を迎えた桧山は、キャンプ中の食事会でルーキーと膝をつき合わせる。

 桧山

 25歳差か。息子みたいなもん。どういう考え方で野球をやっているのか、どういう環境で野球をやっていたか、話をすることで僕自身の刺激にもなる。

 43歳のベテランと18歳のルーキー。親子ほど年の差はあるが、チームメートとして意思疎通を図ることは重要だ。昨年キャンプ中にも当時高卒2年目の中谷らを食事に誘った。藤浪ともざっくばらんに話をする場を設ける。

 桧山

 ファンが来るやろうから、それにも慣れなあかん。高校時代にもあっただろうけど、タイガースのユニホームを着たら違う。あらためて注目されているのも分かると思う。

 プロの中でも特異な阪神を取り巻く環境を、桧山は気にする。藤浪にとっては、プロのいろはを学ぶ絶好の機会になりそうだ。グアム自主トレは休日ながら、ランニングで体を動かした。打倒巨人の旗印の下、8年ぶりV奪回を目指す今季、神様が存在感でチームを変える。