チーム内川で世界一!
WBC日本代表候補のソフトバンク内川聖一外野手(30)が11日、大分市内での自主トレを公開した。侍ジャパンの3連覇に向けて、例年の1・5倍量の打ち込みを敢行中。さらに米国での決勝まで個人契約するフィジカルトレーナーとメンタルトレーナーを同行させ、心身とも万全で試合に備えると明かした。
移動や食事の時間を含めて朝9時から夜7時まで。内川は連日、ハードに追い込んでいた。フリー打撃では下半身をグッと使って、緩い球を柵の向こうへ運ぶ。昨年12月中旬に自己最速で始めた自主トレの成果は早くも出ていた。
「例年これだけ打つのはない。1・5倍くらいですかね。それができるくらい体の調子はいいです」
侍ジャパンの一員として2月中旬には代表合宿に合流する。早仕上げは3月に迫るWBC3連覇のためだ。強敵わんさかの厳しい道のりだろう。内川は“助さん格さん”をお供に連れていくと明かした。
「トレーナーも一緒にWBCに行こうと思っています。普段とは絶対に違います。気持ち、体の面も普段と同じではできませんしね」。重圧のかかる短期決戦。専属契約する2人のトレーナーに準決勝、決勝のある米国まで同行してもらうというのだ。
09年まで早大野球部の学生トレーナーだった前田真吾氏(26)と今季からトレーナー契約を結んだ。「自分のやりたい時期にやれる環境をつくるためです」。映像分析では左右のボディーバランスがずれていると指摘を受け「もっと柔らかな動きで、ボールにぶつける力をつけたい」と修正中。前田氏は2月に鍼灸(しんきゅう)師の試験を受ける予定で、合格すれば、はり治療も可能になる。
体調面だけでなく、精神面は以前からタッグを組む武野顕吾メンタルトレーナー(45)がいる。こちらは前回のWBCで世界一までフルサポートを受けており、効果は実証済みだ。「ベストの状態で打席に立つ。そこは僕がコントロールできるところなのでしっかりしたい」。心身両面で備えはばっちりだった。
ちなみに水戸黄門のテレビドラマでは八兵衛が「助べえ助さん、堅物格さん」と人柄を語っている。今回どちらが助さんか、格さんかは不明だが、最高のパートナーになるのは間違いない、はずだ。【押谷謙爾】



