里崎塾開講だ。ロッテ里崎智也捕手(36)が11日、QVCマリンで自主トレを公開し、後継者育成に名乗りを上げた。若手の台頭が急務な現状に「聞きに来たら全部教える。来る者拒まず」と話し、プロ15年目の虎の巻を伝授する覚悟だ。中でもドラフト3位の田村龍弘捕手(18=光星学院)には「新人で一番大事なのは誰の下につくか」とアドバイス。若手時代は毎日2時間、福浦の打力を盗もうと一緒にビデオを見続けたという。昨年は自己3番目の120試合に出場し、今オフも個人トレーナーをつけて意欲的に強化。「教えたくらいで抜かれるようなことはやってきてない。それで抜かれたらやめるだけ」と自信を見せ、後輩にハッパを掛けた。
これに対し、新人合同自主トレ2日目を終えた田村は「もちろん里崎さんにつきたい」と入門を志願。普段から里崎のキャッチングをYouTubeで繰り返し見るなど、目指す捕手像に掲げてきた。「高校野球の感覚は通用しない。捕手目線でどういう意識で試合を見ているのか聞いてみたい」と目を輝かせた。
18歳と36歳。年齢差ダブルスコアの師弟コンビが、チーム再建の一端を担う。【鎌田良美】




