高校野球の指導者から転身した日本ハム阿井英二郎ヘッドコーチ(48)が11日、千葉県鎌ケ谷市の鎌ケ谷スタジアムで就任会見を行った。「自分の色を出せたらいいかなと思う。プロもアマも野球というのは同じ。肩肘張らずに、今までやってきたことをそのまま出せたら」と抱負を述べた。

 ヤクルトを現役引退後、茨城のつくば秀英高を経て、昨年まで埼玉の川越東高で監督を務めた。人間教育を重視し指導にあたった高校野球時代の経験を生かすべく「技術だけ鍛えても、内面の成長がないと良い技術を披露することはできない。そういう意味では、プロ・アマ関係ないので、うまく選手たちに伝えられたら」と意気込む。

 日本ハムの球団理念や選手の育成方針に触れ「まったく同じ考えの中で(アマチュアで)16年の指導をしてきた。日本ハムという大きな船の中に一緒に乗らせてもらえればと思った」と語った阿井コーチ。「アマチュアには素晴らしい指導者がたくさんいて、いつかプロ球界でも活躍すると思っていた」と期待を寄せる栗山英樹監督(51)とともに、型にこだわらず二人三脚でリーグ連覇を目指す。【中島宙恵】