スーパーアッキャマンに変身だ。阪神秋山拓巳投手(21)が19日、鹿児島・鹿屋体育大の動作解析システムで、投球フォームを徹底的に見直す計画を明かした。明日21日から同大学を訪れ、ハイスピードカメラでの投球撮影などを行うという。そのデータをコンピューターなどで分析する予定。オリオールズ和田が活用することで知られるハイテク機器で、理想のフォームを手に入れる。

 4年目の今季、先発ローテ入りするための“秘策”だ。秋山は「自分では気がつかないこともあるし、映像を撮って(投球の調子が)悪くなったときの修正ポイントとかが分かれば。いい準備をしたい」と意欲を見せた。

 もちろん、技術力、体力アップにも貪欲だ。この日は、鳴尾浜でブルペン入り。和田監督や山口投手コーチら首脳陣も見守る中、50球を投げ込んだ。途中でドラフト1位の藤浪が加わり、取材陣などが詰めかけた。人の多さに動揺し、腕が横振りになって「4日間で1番悪かったです」と苦笑い。それでも、休日の18日を除き4日連続のブルペン入りとなった。飛躍を期す強い気持ちに揺るぎはない。熱いハートに科学の裏付け加え、先発ローテに食い込む。【高垣誠】

 ◆動作解析

 毎秒数千コマを撮影できるハイスピードカメラなどを使って、野球なら投球時、打撃時などの映像を撮影。それをコンピューターなどで解析し、フォームの分析や細かい球の回転、骨格の動きまでチェックできる。オリオールズ和田は早大時代から取り組み、日本ハム斎藤や、オリックス馬原、ヤクルト赤川らも利用している。