沖縄・宜野座で英才教育や!
阪神ドラフト1位藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)のキャンプ育成プランが21日、明らかになった。まずは(1)見て学べ!
練習試合でベンチ入りさせ、試合感覚を積ませる。さらに(2)オーバーペースを防げ!
第1クールまでは捕手を座らせず、球数を50球までに制限する。なお、藤浪はこの日、大阪市内で関西記者クラブスポーツ賞の表彰式に出席した。
スーパールーキーに新たな英才教育プランが持ち上がった。阪神中西投手コーチが21日、沖縄・宜野座で行われる春季キャンプ中の育成法を明かした。
(1)見て学べ!
練習試合などの実戦でベンチ入り。試合感覚を積ませる。
中西投手コーチは「ビジターに連れて行くことはないけど、宜野座でベンチに入って、ブルペンで投げるというのはありうる。それも後半だろうけどな」と話した。今のところ、キャンプ中の実戦登板予定は決まっていない。だが、少しでも早くプロの世界に慣れて欲しい。緊張感ある実戦、それも対外試合の空気に触れさせるのが狙いだ。
登板しない投手がベンチから戦況を見つめる。しかも鍛えることに重きを置くキャンプ中。珍しいケースとなるが、藤浪も「プロの方のピッチングや配球を見られるので、そういうところを学びたい」と前向きだ。場合によっては、試合中にブルペンで投球。これ以上の教育実習はない。
(2)オーバーペースを防げ!
キャンプ第1クールまではブルペンで捕手を立たせたまま。球数は最大50球に制限する。
中西投手コーチは「(本格投球は)キャンプに入ってから。キャンプでも第1クールはまずない」とも明かした。藤浪は10日の新人合同自主トレ初日から、捕手を立たせたままブルペン投球を続けている。この日は6度目のブルペン入りで33球。ラスト8球は振りかぶって投げるなど、状態を上げてきている。ただ、これまでの球数は最多でも38球だった。オーバーペースになっては元も子もない。はやる気持ちを抑え、じっくりと調整させる。
藤浪は、新人合同自主トレ後、大阪市内で関西記者クラブスポーツ賞の表彰式に出席。甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭の代表として「自分たちで頑張ってできた結果。学校の歴史としてもすばらしいこと」と誇った。同時に、プロとして「それを忘れるというか、まっさらな気持ちでやっていきたい」と語った。過去の栄光は脱ぎ捨てる。新しいフィールドで英才教育を施され、大きく育っていく。【山本大地】



