<DeNA5-3阪神>◇22日◇横浜
6日間も待たされたリーグ戦再開初戦がこれじゃ、煮え切らないよお。和田阪神はいきなり満塁、満塁と攻め立てた1回も、押し出し四球による1点だけで終わった。2軍調整を経て戦列に戻った新井良は、先発野手でただ1人の無安打だ。DeNAを攻めきれず、気がつけば、交流戦の終わりから今季ワーストの4連敗。もう10日も勝利から遠ざかっているぞ。
よーいドンで、こけた。リーグ戦の再開から、拙攻ぶりを発揮した。今季初の4連敗。気付けば、12日の日本ハム戦から勝っていない。10日間も白星を味わえず、貯金も2桁ではなくなった。敵地で半分以上を占めた虎党もストレスたっぷりの、ハマのサタデーナイトだ。
試合もスタートダッシュできなかった。1回、1死から大和の左越え二塁打で景気付く。相手先発の藤井も大乱調。連続四球で1死満塁とした。だが、力んだ5番新井貴は二飛。2死満塁からは1軍復帰の7番新井良が二ゴロに倒れた。開始から22分を費やし、38球も投げさせた攻撃は、高山が押し出し四球でもらった1点だけだった。
和田監督
立ち上がり、あの1点だけで終わって立ち直らせた。降ろすなら初回で、というぐらいでねえ。
3回は新井貴の左前打で二塁からマートンが本塁憤死した。5回には2点を返し、なおも1死二塁で新井貴の右翼フェンス前の飛球で、マートンがタッチアップをしなかった。その後2死満塁としたが攻めきれず、DeNA大田にプロ初勝利をプレゼント。終盤は小刻みなリレーに、ピタリと音がやんだ。
水谷チーフ打撃コーチ
藤井のうちに越したかった。4、5点はほしかったな。
中盤以降は自慢のベテラン救援陣を惜しげもなく送り出した。遊撃鳥谷も好守を連発。逆転を信じ、攻撃へのリズムをつけたが、最後まで報われなかった。
和田監督
負けはしたけど、何とか追い付こうという姿勢は出していた。もう1回、明日ね。2連戦で何とか初戦を取りたかったけど、連敗しないように、明日取ります。
幸いにも巨人の連勝は止まった。ゲーム差は3のまま。湿っぽくなった梅雨の虎軍団。連敗ストッパーを黄金ルーキー藤浪に任せ、また勢いづけよう。【近間康隆】



