虎も藤浪も、スカッと再出発や!

 交流戦の終盤から4連敗。何としても笑いたい今日の日曜日は、ここ3試合白星から遠ざかっている阪神藤浪晋太郎投手(19)が先発する。3戦連続してイニングの途中降板。周囲はしきりに不安がるが、毅然(きぜん)と言い放った。

 「勝ちはついてないですけど、うちにも、他のチームにもそういう方はいる。みなさんが騒ぎ立てるほど大したことじゃないと思いますし、そんなに焦ることじゃない。白星が付かなくても、その日にチームが勝てればいいと思います」

 最後に勝ち投手になったのは5月26日の甲子園、日本ハム戦。約1カ月勝てていないが、そんなことは気にも留めていない。あくまでこだわるのはチームが勝つための投球だ。

 交流戦の最終戦、16日楽天戦で2敗目を喫した。この1週間、ブルペンでは「コーナーに投げることを意識しました。基本ですね。そういうところをしっかりやらないといけない」と初心に戻って腕を振った。

 左打者を苦手とする傾向が出ている。DeNA打線も石川、モーガン、荒波が上り調子で、松本啓には4月28日に本塁打を浴びている。「それはそれなりに。点数に絡まないようにしっかり投げたい」。ここまで2勝しているDeNA戦で復活の糸口をつかめるか。逆に苦手のイメージを「つけられるに越したことはない」と横浜スタジアムに植え付ける。【山本大地】