虎の「黄金二遊間」が球宴を沸かせる!!

 「マツダオールスターゲーム2013」(7月19、20、22日)のファン投票の最終結果が24日、発表され、阪神から二塁西岡剛内野手(28)と遊撃鳥谷敬内野手(31)の2人が選出された。5連敗で巨人追走の勢いがつかないチームでも中心となる2人が、夢舞台での全力プレーを励みに、球界を熱くさせる。

 日本球界復帰1年目を無我夢中で駆ける西岡に新たな「ステージ」が用意された。首位巨人と3ゲーム差の2位と奮闘するチームを象徴するファン投票選出。発表会見で開口一番、ファンに頭を下げた。

 西岡

 日本に帰ってきて、僕自身、どういう年になるんだろうという不安を抱えながらプレーしていた。頑張っていたら、ファンも見てくれているとあらためて思いました。投票してくれた人の顔をつぶさないよう、子どもたちに夢を与えられるプレーをしたい。

 鳥谷の球宴参戦も決定。虎の誇る二遊間コンビが、オールスターの顔になる。壇上で並ぶ鳥谷が「ムードメーカーとして、みんなを盛り上げてくれますし、セカンドとして、どうやってゲッツーを取れるかという話もする。合わせやすいですね」と持ち上げた。

 これまで球界を代表する二遊間だった「アライバ」中日荒木&井端に、コンビ結成1年目から負けない活躍がファンに注目された。あうんの呼吸で流れるような併殺を完成する。そこには、お互いを認め合う関係があった。

 西岡

 土のグラウンドをホームにして、ここまで守備力がある人を見たのは初めて。現在の日本でNO・1のショートだと思っている。一緒に守っていて楽しい。

 鳥谷をサポートするように、率先してチームの雰囲気づくりに努めてきた。球宴ではチームの枠を超え、球界の顔としても存在感を示したい。

 西岡

 シーズンみたいに緊迫したり、プレッシャーと戦うわけじゃない。その分、楽しんで野球できると思います。その中でも投手は全力で来るだろうし、打者は全力で戦いたい。

 阪神には、本塁打を放った選手をベンチで出迎える決めポーズを持ち込んだ。球宴用のパフォーマンスは?

 「特にないですね」と苦笑いし、ファンに誓うのは真剣勝負だ。

 交流戦期間は思うように打率が上がらず、苦しんだ。ここに来てチームは5連敗中。今季ワーストの苦境にも、23日DeNA戦では同点ソロを含む3安打の固め打ちで再ダッシュの勢いを感じさせる。打って走っての躍動なくして、巨人には迫れない。西岡が弾みをつけて夢舞台に立つ。