日本ハム大谷翔平投手(18)が、夏バテ対策にオーソドックスな「二刀流」で臨むことを明かした。ソフトバンク戦で勝ち負け付かずの6回3失点の粘投から一夜明けた27日、東京から札幌入り。冷涼な北海道に本拠地を置くこともあり、酷暑の本州などとのギャップが激しく、試合中に体調不良を訴える選手が続出中。過酷な挑戦を続けているルーキーは「水分」と「塩分」の2本柱で乗り切ることを誓った。

 岩手で生まれ育っただけに、やや面食らっている。「ジメジメしている感じはありますよね。寒いよりは、暑い方がいいですけれど…」。同じ投手陣で吉川が22日ロッテ戦を含め、今季は2度も脱水症状とみられる両ふくらはぎのけいれんなどで、途中降板の事態が起きている。大谷は高校時代も「脱水症状はなったことがない」という。ただ過度の発汗によるダメージを補う効果があるとされる「水分と塩分をこまめに摂る」と対策を練っている。

 ごく当たり前だが、使命感からの発想だ。栗山監督はこの日「そんなに(登板間隔が)なくてもいいかな、と思う」と球宴前までのローテーション入りを示唆。一息つく間もなく二刀流は続くだけに、予防できるハプニングは回避したいところ。大谷はシンプル・イズ・ベストの「水分」と「塩分」で、勝負の夏場へ向かう。【高山通史】