黄金ルーキーが復調へ虎の巻をゲット!?

 4試合連続で勝てていない阪神藤浪晋太郎投手(19)が、ベテラン右腕に現状打破への一手を求めた。6月30日は日曜日だったが、登板しなかった「サンデー晋ちゃん」は、キャッチボールを行ったあと、50メートルほどの距離でダッシュを繰り返していた。そこにリリーフ陣が合流。ダッシュの待ち時間を利用し、藤浪はリリーフの要・福原忍投手(36)に歩み寄った。

 意を決して福原にぶつけた質問は「どのようにリリースしているんですか」という内容。36歳と藤浪よりひと回り以上年上のベテランだが、現在でも150キロ前後の直球を操る右腕は腕を上からたたきつけるようなフォームが特徴的だ。福原はルーキーの探求心に応え、問いかけに対して親身に、身ぶり手ぶりを交えて説明した。

 藤浪は前回登板した23日DeNA戦では、中西投手コーチが「横から投げたり、上から投げたりしていたな」と話していたように、力みから投球フォームが一定しなかった。自身もキャッチボールから意識し、投球フォームを模索していた。最後に勝利した5月26日日本ハム戦(甲子園)からは実に1カ月以上が経過した。中西投手コーチが「ミニキャンプ」発言するほど、藤浪はプロで初めてともいえる壁に直面し、光を見つけ出そうと必死でもがいている。【山本大地】