<阪神0-2広島>◇30日◇甲子園
またまた、虎がマエケンにひねられた。阪神は今季12度目の無得点試合で、連勝が3で止まった。広島のエース前田健には今季3戦全敗。23イニングで1点も奪えない、体たらくだ。2度あることは3度あり、和田豊監督(50)も「また来週当たる可能性が高いので、チームとして対策を練らないと」と、ようやく危機感を募らせた。
ホームが遠かった。過去2試合で計6本だったヒットは、9本浴びせた。指揮官が鍵に挙げたのは3回。2点を追う1死一、二塁で大和が左前打を放った。二塁走者だった投手の秋山は果敢に本塁突入。タイミングはセーフだったが、捕手のブロックを避けて回り込もうとして、ベースを触れないまま憤死した。
「そういう姿勢でやってきてるので。結果だけ見れば止めていれば(好機が)広がったかもしれないけど、あれはあれでいい」
「走塁革命」を掲げる虎将は、満塁でクリーンアップ…の声を遮断した。4~6番の右打者は計7三振。8回1死一、二塁、9回の無死一、二塁もものにできなかった。明日2日からは、2.5ゲーム差に広がって迎える巨人との首位攻防戦。和田監督は「ここまで何とか粘ってきた。いい試合ができるように」と力を込めていた。【近間康隆】



