日本ハムの新外国人左腕ジャスティン・トーマス投手(29)が、先発で初の実戦登板することが20日、分かった。23日イースタン・リーグ西武戦(西武第2)でのマウンドに向けて、この日はブルペン入りし、黒木投手コーチと入念にフォームを確認。軽めのメニューで調整した。

 来日初実戦となった17日の同リーグ巨人戦は、いきなり日本の洗礼を浴びた。中継ぎ登板して2回4安打4失点で敗戦投手となったが、課題が明確になった。「制球が乱れた。今回はストライクを取るところから」と重点を置いて臨む。黒木コーチは「考えて取り組もうとしている」と、勉強熱心な姿勢を高く評価。不安だった時差ぼけも解消し、目も覚めるような投球で、早期1軍昇格を狙う。