<ソフトバンク5-3日本ハム>◇26日◇ヤフオクドーム
最下位脱出ならず。日本ハムはソフトバンクに敗れ、球宴を挟み4連敗となった。栗山英樹監督(52)は今季初の1番赤田、2年ぶりの3番陽岱鋼と打順を組み替えて臨んだが、痛い走塁ミスもあり、白星には結びつかなかった。対ソフトバンクの連勝は7でストップした。
痛烈な言葉で、敗戦の責を負った。ダッグアウトからバスまでの約50メートル。栗山監督は、無念を抱いて歩いた。「今死ねって言ったら、死ねるよ、オレ。しっかりとやるべきことをやらないと、勝てない。誰が悪いって、オレが悪いから」。今季2度目の4連敗。カードが変わっても、結果と悔しさは、何も変わらなかった。
大胆に、打線にてこを入れた。トップバッターで起用してきた陽岱鋼を、今季初めて3番に組み込んだ。「岱鋼らしくバットを振らせるところに置いた」。ポイントゲッターとして期待するとともに、アブレイユを6番に下げ、下位打線にも厚みを持たせた。
1点を追う4回には、大引、陽で好機をつくり、アブレイユの内野安打と小谷野の犠飛で一時は逆転。再びリードを許した5回にも、無死二塁から1番に起用された赤田が右翼線へ適時二塁打を放った。指揮官の描いた、攻撃のリズムは生まれていた。
だが、かみ合っていた歯車に、1つのミスがくさびを刺した。1点差に詰め寄って、なお5回無死二塁の好機。バントの構えを引いた打者大引だったが、投球がストライクだったこともあり、飛び出した二塁走者の赤田が、捕手からの送球でアウトになった。ストライクゾーンを見逃してしまった打者、打球が転がっていないのにスタートを切った走者、どちらもミスだが、大塚外野守備走塁コーチは「飛び出してはいけない。けど、赤田将吾くらいの選手でも、ああいう場面は今季初めてだったと思うから」。出場わずか16試合目。今季の経験値不足が、結果的にあだとなった。
4月23日の対戦から白星を並べ、唯一勝ち越しているソフトバンクに、8試合ぶりに敗れた。借金も4にふくらんだ。栗山監督は「うまくまわっていかない。そういう流れにしてあげられない」。後半戦未勝利は12球団で日本ハムだけ。オールスターブレイクが、続いている。【本間翼】



