<中日3-9巨人>◇27日◇ナゴヤドーム
守道竜が宿敵巨人から悔しすぎる2試合連続の逆転負けだ。中日は、1点を追う5回に巨人杉内、福田から5連続四球の“プレゼント”を頂いたが、この回の得点は押し出しの2点だけ。この拙攻が響いて、最後はG打線の1発攻勢にやられた。球宴休みを明けても元気がなく借金は11に。DeNAに抜かれ、4位に転落した。
疲労だけが残った。ナイター明けのデーゲーム。前夜の敗戦から引きずっていた重いムードが変わることはなかった。敗戦後、インタビュールームに到着した高木守道監督(72)ももう、お手上げ状態。ため息交じりにつぶやいた。
「ひどい内容ですよ」
指揮官が怒り心頭だったのが5回の攻撃だ。巨人の先発杉内が1死から3連続四球と突然崩れて2番手福田に交代した。その代わった福田もストライクが入らずに2四球。労せずして押し出しで2点が転がってきた。
問題はここからだ。5連続死球後にクラークが初球の変化球を簡単に打ち上げて左飛。続く谷繁も空振り三振と、1本もタイムリーが出ないまま攻撃がストップ。高木監督は「あそこで取ってたらスンナリいけますよ。どうぞ取って下さいと言ってるのに。ああいう試合になってしまう」としょんぼりだ。この攻撃が分岐点となったのか6回、7回のアーチ3発で試合を決められた。
72歳指揮官も流れを変えようと必死だ。この日は「(野手)15人を決める上でそうなった」と44歳山崎らの出場選手登録を抹消。福田、野本と若手を呼び寄せた。前日26日に1軍登録した6年目谷を今季初めてスタメンで起用。これで若手メンバーも期待はずれでは、さすがに高木監督も元気なしだ。前半戦は最後の6試合を5勝1敗でターン。あの勢いはどこに行ってしまったのか…。巨人戦3連敗だけは避けたい。【桝井聡】



