今日11日の中日戦に先発する阪神藤浪晋太郎投手(19)は「あきらめない姿勢」でセ・リーグ5球団制覇に挑む。
「マジックは消えることもありますし、状況は厳しいですけど、あきらめたらいけない。最後まで、マジックがなくなるまであきらめないように戦いたい」
前回登板では、4日に初対戦だった巨人を6回無失点で退けた。27日からの巨人戦で再登板する可能性もあり、新巨人キラーとしての期待が高まっている。前日9日に自力優勝が消え、ライバル巨人に初めて優勝マジックが点灯した。追い込まれた状況でも、昨年の甲子園を春夏連覇した右腕は逆転だけをにらむ。
ここまで7勝の藤浪はすでに巨人、広島、ヤクルト、DeNAから白星を記録。高卒新人がセ・リーグ5球団から白星を挙げると、67年阪神江夏以来となる。今季の同じ新人で藤浪よりも勝ち星を挙げているヤクルト小川、巨人菅野も阪神戦勝利がなく、なし得ていない。中日との初対戦に「抑えるということは、相手に苦手意識を植え付けることになると思うので、しっかり抑えたいです」と先手必勝を誓った。
登板前日は敵地ナゴヤドームで調整。ブルペンにも入り、感覚を確かめた。前回のG倒直後にも「まだ逆転優勝をあきらめていません」と熱く宣言していた19歳。怖いもの知らずのルーキーが、窮地に立つチームの救世主となるべく旗を振る。



