ソフトバンクの育成枠出身エディソン・バリオス投手(24)が18日の日本ハム戦(帯広)で1軍デビューすることが決まった。12日、高山投手コーチが「岩崎のところです」と明かした。11日楽天戦で1回5失点降板した岩崎に代わって先発する。7月31日の支配下登録からすぐに巡ってきたチャンスにバリオスは「調子はいいです」と日本語で答えた。昨年6月に右肘関節内側側副靱帯(じんたい)再建手術の手術を受け、長いリハビリを経て復活。投手向けの空き番号が少なく、珍しい背番号「7」を付けた右腕が、いよいよ全国にお披露目だ。

 ◆エディソン・バリオス

 1988年10月11日、ベネズエラ生まれ。アルベルト・スミス高出身で、同国のサマー、ウインターの両リーグでプレーし、11年に関西独立リーグ・神戸入り。同7月にソフトバンクに入団し、昨年から育成契約を結んでいた。185センチ、85キロ。右投げ右打ち。