ソフトバンク寺原隼人投手(29)が14日、右膝痛のため出場選手登録を抹消された。明日16日に福岡市内の病院で検査を受ける。13日西武戦の3回途中で違和感を訴え、緊急降板していた。新井トレーナーは「一夜明けて腫れが出てきた。水がたまっているだけなら引くのを待てばいいが、新しい傷だと心配」と話した。横浜時代の09年に右膝痛で2カ月離脱した寺原は「古傷とは違う症状ですが」と無念そうに福岡へ戻った。

 帆足、岩崎、寺原が先発ローテから脱落し、高山投手コーチは「帆足は戻すが、後はファームからか、中継ぎからやりくりするか、今のところ分からない」と駒不足に頭を抱えていた。