<阪神1-7広島>◇14日◇京セラドーム大阪

 阪神マット・マートン外野手(31)が審判への侮辱行為により、来日4年目で初の退場処分を受けた。5点を追う3回1死満塁。2球目の外角球のストライク判定に不満をあらわにし、良川球審に激高した。

 侮辱行為で退場となり、球審に詰め寄った阪神マートンは、最悪の場合、出場停止になる可能性もある。セ・リーグのアグリーメント第43条(退場者の処置)では、コミッショナーが<1>注意、厳重注意<2>戒告、厳重戒告<3>出場停止<4>制裁金などの処罰のいずれか1つを科するか、あるいは併科するとある。最近の出場停止例は、昨季7月7日、広島戦(マツダスタジアム)で審判員への侮辱行為で退場処分となったヤクルトのミレッジがいる。翌8日に1試合の出場停止と制裁金10万円が科された。ミレッジはシーズン2度目の退場だった。