<西武4-13ソフトバンク>◇15日◇西武ドーム

 西武が3戦連続の投壊で、ソフトバンクに3タテを食らった。球団最年長勝利を狙った西口が、4回3失点で降板。サファテを除き、2番手以降も失点を重ね、2試合連続2ケタとなる13失点で大敗した。初戦から9、11、13で計33失点。渡辺久信監督(48)は「今はこういう状況。流れが良くない。後手後手に回るし、裏目にも出る。ただ、この苦しさをチームで乗り越えていかないと」と奮起を促した。

 この3連戦、おきまりの失点パターンだった。1回、西口が内川に適時打を浴び、先制点を献上。1戦目の涌井、2戦目の十亀に続き、3戦連続で初回の失点だった。同点で迎えた6回には中村の走者一掃の適時二塁打など、6者連続安打(1死球を含む)。打者12人の猛攻で8点を失った。2戦目も6回に7失点したように、集中打で一気に試合を決められたのも、同じだった。

 チームトップの9勝の菊池が左肩痛で離脱。岸、野上と連勝中の投手はいるが、投手陣にほころびが出始めた。首位楽天と8・5ゲーム差の4位に転落。今日敗れれば、自力Vが消滅する。

 試合後のミーティングで「(優勝争いは)まだまだこれからだ」とナインを鼓舞した渡辺監督は「こういう時だからこそ、前向きにやっていかないと。毎日、応援してくれるファンもいるし、しっかり頭を整理して、戦っていく。(16日の楽天戦は)そういう意味ではいい相手だと思う」とマー君の連勝ストップを誓った。【久保賢吾】

 ▼西武がソフトバンク3連戦で9→11→13失点と合計33失点。西武の同一カード3連戦での合計最多失点は06年5月9~11日ヤクルト戦(神宮)の38点。33失点は70年7月4、5日ロッテ戦(東京=34失点)、03年6月27~29日ダイエー戦(福岡ドーム=36失点)、04年6月14~16日オリックス戦(ヤフーBB=33失点)と前記ヤクルト戦に次いで7年ぶり5度目だが、本拠地では初めて。