<ロッテ1-3楽天>◇15日◇QVCマリン
ロッテにはもったいないミスだった。5回1死一塁で、楽天嶋の打球を塀内が悪送球。二→遊→一の併殺のはずが、逆にピンチの二、三塁となり、島内に決勝の2点適時打を許した。伊東勤監督(50)は「首位攻防と言われるような試合はミスした方が負け」と振り返った。
4月以来となる楽天戦3連勝はおあずけ。一方で収穫もあった。渡辺が4月20日以来の先発に復帰。あの日も楽天戦だった。守備中に右足首に打球を受けて登録抹消。7月に入っても違和感は消えず、球に勢いが戻ったのは後半戦が始まったころだった。「想像以上に長引いた。不安でした」。選手生命の危機を感じながら、復活の時を待った。
里崎とのベテラン・バッテリー。復帰を伊東監督も待っていた。前半戦は若手の奮闘で首位独走。もっとも勝ち星を挙げた西野(22)-江村(21)は年俸合計1000万円コンビだった。だが疲労の蓄積で西野が離脱。「必ずベテランの力を借りる日が来る」と期待していた指揮官は、6回自責1の内容に「今日みたいな投球は非常に助かる」と安堵(あんど)した。
敗れはしたが、8月は、全4カードで勝ち越した。天王山となる戦いは必ずまた来る。
「いい状態に近いものは出せた。次は勝てる投球を」と渡辺。ミスターサブマリンが戦力に加わったのは、大きなプラスだ。【鎌田良美】




