北の大地でも“花火大会”を開催だ。ソフトバンクは絶好調の打線が勝利に導く。今日17日からの日本ハム2連戦を前に16日、帯広の森野球場で全体練習。先の西武3連戦では41安打、33得点、7本塁打。打ち勝っての3連勝で3位浮上した。「打線はここまでで一番状態がいい。クリーンアップが引っ張ってくれている」。藤本打撃コーチの舌も自然と滑らかになる。
特にチーム月間本塁打数は22本とリーグ断トツ。福岡移転後では最多であるダイエー元年の89年8月と同じ44本ペースとなる。広いヤフオクドームを本拠地とした93年以降、月間40本超えは42本塁打した01年4月の1度だけ。それほど今のタカ打線は驚異的な量産を続けている。
特筆すべきは4番松田宣浩内野手(30)だ。今月はチーム最多の6本塁打。自己記録の月間5本を超え上積みを狙う。「いい形でここに来られた。1日練習して体がほぐれました」と明るい表情。好調の要因を「甘い球に目付けしている」とコースの意識付けと自己分析する。
そんな4番は「勝負の8月」と強調する。摂津以外は安定感を欠く先発陣の援護が、現在の「勝利の方程式」といえる。藤本コーチは「ピッチャーが苦しい時だし、いつも助けてもらってるぶん、こちらが頑張らないと」と力を込めた。ここ3年、北海道では公式戦で18勝8敗1分けと高勝率。16日まで十勝管内最大の夏祭り「平原まつり」が開催された帯広で、お祭り騒ぎを継続といきたい。【大池和幸】



