オリックス村山良雄球団本部長(67)が26日、メジャーでのプレーを目標にする糸井嘉男外野手(32)の今オフのポスティングシステム(入札制度)移籍を認めない方針を示した。「彼は我々の仲間。ポスティングの『ポ』の字も考えていない。仮にそういう話が出たとしても、全力で慰留するだけ」と話した。糸井は日本ハム時代の昨オフにポスティング移籍を訴えた。トレード後に封印を宣言したが、近い関係者には「行きたい思いはある」と話すなど、夢はあきらめていない。海外FA権の取得は最短で16年シーズンだ。