<中日1-5ヤクルト>◇8日◇ナゴヤドーム
守道竜のリーグVが消滅した。ヤクルトとの今季ラストゲームに敗れて11勝13敗と負け越し。同時に優勝が完全になくなった。有終の美を飾る可能性がゼロになった高木守道監督(72)は「それに対してどうこうコメントする状況にない。巨人にはるかに離されて優勝どうこうじゃない」と不機嫌そのもの。分かってはいても、いざ現実となれば寂しい。
バレ&ライアンのアレルギーをぬぐい去れなかった。山井が4回、バレンティンに先制適時打を許し、6回には今季中日戦10発目となる53号ソロ。1発を含む3安打2打点と眠っていた主砲を起こしてしまった。打線はルーキー小川に1得点しか奪えず完投を許す。中日戦4戦負けなしの3勝目。天敵を攻略できないまま今季の対戦が終了した。
後味も悪い。7回には今季60試合目登板の左腕岡田が走者をためて、2死満塁から田島が6番飯原に右中間を破られる適時三塁打を浴びた。高木監督も「打つなら打ってみろ!
っていうピッチャーがいんかね。バレンティンなんかみんな逃げ腰やん」とぼやき節。残された目標はCS出場。真っ赤な指揮官は「それしかないですよ」と力を込めた。【桝井聡】



