今季3勝にとどまっているソフトバンク武田翔太投手(20)に「緊急メス」が入った。明日11日の西武戦(ヤフオクドーム)で先発予定。通常2日前にブルペン調整するが、今回は3日前に変更。8日京セラドーム大阪のブルペンでシーズン中では異例の124球を投げ込んだ。
武田が突貫工事に臨んだ意図を明かした。「テークバックを小さくして、リリースを前にすることですね」。今季はリーグワーストの52与四球と制球に苦しんでいる。投げたいポイントの手前で球を離してしまい、「抜けてしまった」と感じる球が多いという。しっかり腕を振り、打者寄りでリリースすることで制球力を安定させる狙いだ。頼みの縦スライダーも多めに投げ軌道をチェックした。
高山投手コーチは「中6日で投げないといけないので大きな手術はできないけど、少しずつ変えていかなければならない。やってもらわないといけない投手」と話した。
9日はヤフオクドームが使用できず隣接する公園で調整。キャッチボールやダッシュを行った。今季、本拠地では7戦先発し0勝4敗だ。相手は4位西武。クライマックス・シリーズ進出のためにも負けるわけにはいかない。また自身にとっても、残り試合やCSでの先発機会確保へ、落とせない。「5、6回でバテていいから腕を振ります。高校(宮崎日大)の時はめっちゃ振ってましたから」。リニューアルされた武田が重要な一戦へ、全力投球を誓った。【石橋隆雄】



