<日本ハム1-0オリックス>◇11日◇札幌ドーム

 どこまでも軽快だった。8勝目を挙げた日本ハム武田勝投手(35)が、お立ち台で鋭いトークをさく裂させた。女房役で決勝弾を放った大野奨太捕手(26)と登場。試合前のミーティングで「2本塁打宣言」をしていた大野には、淡々とダメだし。「1本しか打ってくれなかった」。焦る大野を尻目に“及第点”を与える場面も。最後には「明日は残りの1本を大野が打ちます!」と、珍しく声を張り上げ笑いを誘った。

 マウンドでもキレ味抜群だった。7回2/3で無失点。今季最多5奪三振と、持ち味の制球もキラリ。直球と変化球ともテンポ良く低めに集めた。「先を考えた投球が出来た」。試合後、栗山監督から「完封させてあげたかったんだけど…すみません」と謝罪され「とんでもない」と返答したという。5年連続2ケタ勝利にもグッと近づき「本当に謙虚に1つずつ勝っていきたい」と控えめながらも力強く、白星を積み重ねていく。