<ヤクルト9-0阪神>◇15日◇神宮
ヤクルトの「ライアン」小川泰弘投手(23)が今季3度目の完封勝利で14勝目を挙げ、最多勝争いに踏みとどまった。初回にバレンティンが56号を放って異様な空気となったが、いつものポーカーフェースは崩れない。「目の前の打者に強気に向かっていく」と、ストライク先行で投げ続け、阪神打線を6安打に封じた。
「ライアン・ココ」神話は健在だった。今季は小川が投げればバレンティンは16本塁打で、この日もメモリアル弾を含め2発。「同じチームでできることは光栄」と話していた仲間の新記録達成を白星で祝った。
バレンティンの記録が一段落し、次は小川だ。タイトル争いはしれつで、最多勝を争う広島前田健はデーゲームで14勝目を挙げていた。離されずに並んだが、「すごい投手。悔いのない戦いをして賞につながればいい。1試合1試合大事に戦った結果、賞になれば」と引き締めた。言葉通り、勝利を積み重ねてのダブル受賞を目指していく。




