広島前田健太投手(25)が、優勝決定を狙う巨人の前に立ちはだかる。今季の対戦成績は3戦2勝、防御率1・23と分はいい。しかもクリンチナンバーが6となったCS出場のみならず、2位浮上へ向けて意気は上がっている。前田健は「今は1つでも上の順位に行けるか。下を見るより、上を見て戦った方がいい。厳しいとかではなく、どれだけ上に食らいつけるか」と、次なる目標を口にした。
野村監督も、そのつもりでローテーションを組む。残り11試合で、2位阪神との5ゲーム差を逆転するのは難しい。逆に4位中日とは5・5ゲーム差がつき、CSへ向けた体調を考慮すれば登板間隔を空けることもできる。だが、野村監督との話し合いで「タイトだけど、あとひと踏ん張りしてくれ」と言われている。
巨人とはCSファイナルステージで戦う可能性もある。だが、前田健は「まだ先のことで、そういうイメージはないけど、とにかく勝つこと。今まで通りの投球をすることだけです」と一戦必勝にかける。
現在、自己最長の8連勝中で、球団では29年ぶりとなる9連勝がかかる。このままエースが勝ち続ければ、16年ぶりのAクラスどころか、90年以来23年ぶりの2位となり、初CSを本拠地で戦える可能性も出てくる。まずは巨人の優勝阻止から、次の目標へ向かう。



