<中日5-1広島>◇26日◇ナゴヤドーム
CS進出を断たれた竜に、希望の光が差した。若手打線が天敵マエケンを攻略した。前日25日に12年ぶりのBクラスが確定し、オーダーは20代の若手中心にシフト。ヤングドラゴンズが躍動した。
2回だ。先頭の4番平田良介外野手(25)が左前打で出塁し、5番高橋周平内野手(19)が2ボールから変化球を振り抜き中堅右へ運んだ。豪快な二塁打で先制。今季25イニング目にしてようやく前田健から得点をたたき出した。
高橋周は「ストライクが来たらなんでも打とうと思っていた。本当にいい投手なので甘い球は来ない。何とか打てた」と声を弾ませた。分厚かった壁を破ると、打線がつながる。4回にも堂上剛、岩崎の連続適時打で2点を追加。マエケンを5回で引きずりおろし、土をつけた。
今季どうしても攻略できなかった天敵をいとも簡単に打ち崩した。CS消滅から若手オーダーを組んだ高木監督は「皮肉だね。マエケンをこうやって…」と苦笑い。「周平が少し頼もしく見えるようになった」と目を細めた。
2年ぶりの4番で3安打した平田は「今日、試合に出ている若手がこれからのドラゴンズを支えていかないといけない」と言った。若手の奮起が明日のドラゴンズにつながる。【桝井聡】



