クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は明日12日に開幕する。パ・リーグは2位西武と3位ロッテが西武ドームで対戦する。

 獅子退治の虎の巻を伝授だ。ロッテはQVCマリンで、西武とのCSファーストステージへ向けた全体練習を行い、初めて伊東勤監督(51)自らバッテリーミーティングで熱弁を振るった。大敗した8日の最終戦を含め「毎回同じやられ方。分かってるというヤツほど分かってないから」と、約30分間にわたって各打者の傾向と対策をたたき込んだ。

 西武時代は選手、監督として9度の日本一を経験。短期決戦の戦い方は熟知している。今季は栗山に32四球を与えるなど、攻めきれない配球が目立った。捕手目線で「こうした方がいい」ではなく「こう攻めろ」と確認事項を徹底した。

 12日の先発マスクが濃厚な里崎は「方向性が明確になった」。今季9勝の西野も「監督のやり返してやろうという思いが伝わった」と士気を高めた。さらにCSでは、若手投手陣のアドバイザーとして小谷2軍投手コーチの1軍帯同が決定。心技のケアを万全にし、決戦へ臨む。【鎌田良美】