楽天星野仙一監督(66)が17日からのCSファイナルステージでの投手起用について、田中将大投手(24)、則本昂大投手(22)の2本柱を中継ぎ、抑えでも使う可能性を明かした。Kスタ宮城で全体練習後「則本は先発後にブルペン(待機)を考える。田中も、そう。みんな、フル回転だよ」と話した。17日の初戦は先発田中が決定。18日の第2戦は則本の先発が有力だ。先発登板を終えた投手を順次、救援陣に加え、投手陣一丸でCS突破を図る。

 「守護神マー君」が再現されるかもしれない。田中は先月26日西武戦で、1点リードの9回に登板。1死二、三塁とサヨナラ負けのピンチを招いたが、そこから2者連続三振で逃げ切り、胴上げ投手になった。抑えの適性を十二分に示したエースは「僕ら選手は、監督の言われたところでベストのパフォーマンスをするのが務め」と、抑えに回る心構えはできている。

 1位のため、楽天には1勝のアドバンテージがある。田中、則本で連勝すれば、その時点で早くも王手。後は、田中の加わった強力救援陣で逃げ切る青写真も描ける。レギュラーシーズンとは異なる起用にも、田中は「割り切ることも必要。短期決戦は形にこだわる必要はありません」とキッパリ。日本一までフル回転の覚悟だ。【古川真弥】