チーム大隣を結成だ。黄色靱帯(じんたい)骨化症からの復活を目指すソフトバンク大隣憲司投手(28)が12日、来年1月に若手と沖縄合同自主トレを行うと明かした。近大の後輩の巽、来季3年目の塚田、育成枠の新崎の3選手と約2週間のトレーニング。過去2年のオフは福岡・西戸崎で単独で自主トレを行ったが「次は暖かいところでやりたいと思った」。後輩からも刺激を受けながら、来季への体づくりを進める。

 6月下旬に難病の手術を受けた後は順調に回復。ブルペン投球を行い、既に3度の打撃投手を務めた。16日から1軍練習に参加。首脳陣と相談して、今後のスケジュールを決める。宮崎のフェニックスリーグには、3試合ほどの登板を希望。「投げないまま終わったら、次に向けて不安が残る。実戦で投げて、感覚を少しでも取り戻したい」。4位に沈んだチームの上昇には、昨季12勝左腕の復活が不可欠だ。