さぁ来いロッテ!
楽天はシーズン無敗のエース田中将大投手(24)で先手を打つ。投手、野手ともに休養日だった14日、田中はCSファイナルステージ初戦(17日・Kスタ宮城)の先発に備え、午前9時ごろからキャッチボールやランニングなどで調整。前日13日にリーグ最終戦を終え、いよいよCSという雰囲気が漂い始める中、「今日は(球場に)体を動かしに来ただけです。今から緊張感を高めてもしょうがないですよ」と、リラックスした表情で話した。
短期決戦で相性は関係ないかもしれないが、田中のロッテ戦の通算成績は15勝4敗で、西武戦は同7勝13敗。データ上では西武に分が悪かったため、ロッテが勝ち上がったことは吉兆とも言える。だが、この日の練習後、対戦相手が決まる西武対ロッテの試合をテレビで観戦するかとの問いに、田中は「見ないです」と関心を示さなかった。そもそも、今シーズン24勝0敗で終えた田中にとっては、相性も何もない。余計なことは考えずにマウンドに上がるつもりだ。
午後0時半ごろに球場を離れたため、その時点で対戦相手は決まっていなかったが、「(西武とロッテ)どっちが来ても、やるだけです」と冷静に話した。1勝のアドバンテージがあり、田中で勝てば一気に日本シリーズ進出が近づく。星野監督も「どっちが来てもいい。勝つから」と自信を見せている。リーグ覇者として、本拠地で悠々と迎え撃つ。【斎藤庸裕】
▼田中の今季ロッテ戦は全3試合をKスタ宮城で登板し、3勝0敗、防御率0・75。防御率は同一リーグでは西武戦(0・56)に次いで2番目の好数値。ただし、7月26日の対戦では鈴木と井口に本塁打を浴び、9回表まで1-2と負けそうだったが、9回裏に松井の押し出し四球と嶋のサヨナラ打で逆転勝ちした。要警戒の打者は井口と鈴木。井口は今季10打数以上対戦した右打者12人で最高の被打率3割6分4厘。鈴木(被打率2割7分3厘)は、今季被本塁打6の田中が左打者81人で唯一本塁打を許した相手で、昨年も5打数2安打と打たれている。



