背水の名手が超早仕上げを誓った。右肘を手術した中日井端弘和内野手(38)が18日、ナゴヤ球場でリハビリを開始した。右腕をギプスで固定した痛々しい姿で現れ、アイシング治療など入念に患部をケアした。今後の復活プランを問われると「2月1日には完璧にするだけ」と悲壮な決意を口にした。
まさに満身創痍(そうい)である。4日に右足関節の骨棘(こっきょく)除去と関節内遊離体除去、12日には右肘関節形成手術を受けた。今後は右足首、右肘と2カ所同時にリハビリを進める。藤田チーフトレーナーはボールを投げるまで「2、3カ月はかかる」と話しており、来春のキャンプ初日からフルメニュー参加となれば、年明けから1カ月で体をつくる必要がある。
今季はケガの影響もあり出場100試合に止まった。落合GMは監督に就任した04年キャンプの初日に紅白戦を行うなど、徹底的な競争でチームを強化した。しかも、中日は今季国内FA権を取得した西武片岡の調査を進めていることも判明した。球界を代表する遊撃手もポジションが保証されているわけではない。「自分がしっかりやるだけ」-。井端の来季に向けた戦いはすでに始まっている。【桝井聡】



