西武からFA宣言し、巨人入りした片岡治大(やすゆき)内野手(30)が9日、都内のホテルで入団会見を行った。原監督から背番号8のユニホームを着させてもらい「似合ってるね」と声をかけられると「今から野球がしたい感じです」と、巨人の一員になった気持ちを表現した。

 久しぶりの対面となった原監督からハグで出迎えられた。「他球団であっても、どこかにWBCで共に戦った、というのがあった。感動的な久しぶりの出会いでした」と言われると「ハグをしてもらって元気をもらった。いつも元気でおられる方だな、という印象です」と、感激を口にした。評価されているのはスピードとパワー。失敗を恐れないアグレッシブな姿勢だ。「またタイトルに絡めるような数字を残せれば、日本一に貢献できる。貪欲に次の塁を目指したい」と、盗塁王復活を期していた。