来季は失速しない!
ソフトバンク摂津正投手(31)が16日、来季の目標に自身初の200イニング超えを掲げた。そのために来春キャンプでは1日最多300球を投げ、1年間戦い抜く体力をつける。この日は早朝に福岡のテレビ局KBC九州朝日放送の情報番組「アサデス。」に生出演し、99~01年の西村龍次以来13年ぶりとなる3年連続での開幕投手にも意欲を見せた。
摂津はあらためて自分のふがいない姿を胸に刻んだ。「アサデス。」の企画で印象に残った今季の試合として自ら10月3日の西武戦(西武ドーム)で4回4失点KOされた姿を上げた。「一番大事なところで打たれてしまった。泣きたいくらい悔しかった」。終盤の4戦は0勝3敗。エースは4位転落の責任を誰よりも感じている。
エースとして1年間やり遂げるため「年間200イニング超えを来年は絶対やりたい。杉内さん、和田さんも達成していない」と目標を明確にした。17勝を挙げた昨年は27試合で193回1/3と目前まで行ったが今季は15勝も162回1/3と30イニング以上減ってしまった。
200回に到達するために、来春キャンプは1日最大300球を投げ込む。「フォームのバランスが崩れてきているのでもう1度確認したい。シーズンを戦うには追い込まないと」とブルペンでの100球に加え、1人黙々とネットスローを200球投げる。社会人時代のような投げ込み、原点回帰へのきっかけは秋季キャンプで山内新2軍投手コーチと話したことだった。同コーチは82年から5年連続で200回超を記録。「弱い時代に山内さんは100勝した。必要だからやる」と投げて体力をつけ調整することの重要性を再確認した。
99~01年の西村龍次以来13年ぶりとなる3年連続開幕投手にも意欲を見せた。「開幕は特別な場所。人には任せられない。3年、4年と積み重ねていきたい」。2リーグ制後、球団には4年連続開幕投手はいない。泥臭く鍛え直しエースの座は誰にも渡さない。【石橋隆雄】



