<オープン戦:巨人3-2楽天>◇23日◇沖縄セルラー那覇
巨人ナインは楽天のドラフト1位松井裕樹投手(18=桐光学園)にプロの洗礼を浴びせることができなかった。スライダーにハーフスイングを取られた坂本勇人内野手(25)は「スライダーはキレがある。あまりプロで見ないようなボールだった」と超一級品であることを認めた。この試合で2安打し、対外試合で打率5割を超える好調長野もスライダーにバットを折られ遊ゴロ。「甲子園でみんな空振りしていたのを映像で見ていた。スライダーは良かった。折られちゃいましたね」と苦笑いだ。
4番村田修一内野手(33)はスライダー、直球で攻められ、最後はチェンジアップにバットが空を切った。「正直三振したら、いろいろ聞かれるなと思っていたから三振したくなかった」と話しながら、超高校級左腕の第一印象を具体的に話した。
村田
チェンジアップはイメージしていたけど、高さが良かった。スライダーは曲がり幅が大きい。(元西武)石井一久さん、阪神の岩田のようなイメージ。曲がった所から、さらに1段階、曲がる。コントロールが良くないと聞いていたけど、試合ではしっかり投げていた。マウンド度胸はさすがだなと。
だが脱帽したわけではない。交流戦、そして日本一奪還へリベンジの可能性のある秋に向けて、各打者が積極的に対応してイメージを残した。「対戦機会があれば、打てるように頑張ります」。村田の言葉が巨人軍の総意だった。【広重竜太郎】



