阪神の新外国人マウロ・ゴメス内野手(29=ナショナルズ3A)の実戦デビューが大幅に遅れることになった。23日に右足の張りを訴えて、中日戦の出場を直前回避。一夜明けて宜野座キャンプは、筋力トレーニングだけで切り上げた。和田監督は「明日の実戦は無理だな」と沖縄でのゲーム出場を断念した。
命運を握る4番候補は日本の野球に慣れるため、開幕まで1打席でも多く立たせる予定だった。指揮官は、3月1、2日の高知遠征にも「焦らせてはいかないし、いい状態にしてから。見切りでいって休むのはあれなんで」と否定的。初実戦は早くても同4日からの博多遠征、状態次第では同7日からの甲子園3連戦にずれ込むことになりそうだ。
悩める大砲はウオーミングアップが始まるとウエートルームへこもった。パーカーのフードをかぶったまま「良くなってる」と球場滞在2時間で早退。軽症を強調する和田監督も「小さな炎症はあるかもしれないけど、打撃フォームも軸足に乗れてないので。もう1回、下半身の状態を整えてから入った方がいいかな」と慎重を期すことにした。開幕まで約1カ月。打線の軸は真価どころか予定さえも見えないまま、南国を離れることになった。【近間康隆】




