楽天小斉祐輔内野手(30)が25日、西武との練習試合(サンマリン宮崎)で本塁打を放った。9回1死。宮田の1ボールからの真ん中速球を振り抜き、右中間スタンドにたたき込んだ。対外試合では今季初アーチに「芯で捉えたのですが、入るとは思わなかった」と自分でも飛距離に驚いた。
宮崎は思い出の土地。プロのスタートはソフトバンクの宮崎キャンプだった。「宮崎は懐かしい。沖縄と比べると、やっぱり落ち着きます」。今春のキャンプは好調な滑り出しだったが、沖縄本島でわずかにバランスを崩していた。「上半身と下半身が合わない感じ」と小斉。平石打撃コーチは「前の足がうまく使えていなかった」と、踏み込む右足に問題があったと説明する。さらに同コーチは「あいつは練習熱心ですから。こっちに来たら修正できてます。それが本塁打につながったと思います」と続ける。小さなスランプから復調できたのは、宮崎という土地と無縁ではないはずだ。
「ユークも後藤さんもいる。チャンスは少ないと思いますが、その中でつかめればいい」。新たな、しかも強力なライバルが現れても、小斉は地道な努力を重ねるつもりだ。【金子航】



