<西武2-3日本ハム>◇4月30日◇西武ドーム

 西武が今季11度目の1点差負けで借金は再び10となった。4月終了時点での2ケタ借金は、西武ライオンズ初年度の1979年以来35年ぶり。ルーキー浦野に喫した8三振のうち、6つを栗山、浅村、中村のクリーンアップで奪われた。伊原春樹監督(65)も「直球に力負けしてる。それを仕留められなかったんだから。今日に限っては完璧にやられた」と、敗戦を潔く認めるしかなかった。

 4回の攻撃が象徴していた。先制された直後の無死三塁で、好打者栗山、4番浅村が連続三振。内野ゴロでも同点だけに、同監督は「ボール球は振らない栗山なんだけど」と主将の名を挙げ、この回1点も奪えなかった打線に眉をひそめた。

 9回、中村に待望の今季1号ソロが飛び出し1点差までは追い上げた。借金10にも「そんなの全然関係ない。1つずつ返す努力をしている。夏場で10個ならお手上げだけど」と5月反攻での借金返済を見据えた。