<DeNA12-6中日>◇1日◇横浜

 また悪夢が繰り返された。5点差を追いついた7回から登板した中日福谷浩司投手(23)が、2四球とボークなどからピンチを広げ、バルディリスに勝ち越し犠飛を献上。8回はセットアッパー降格の田島慎二投手(24)が上がったが、こちらも3四球から崩れて大量5点を失い、試合が決まった。谷繁元信兼任監督(43)は、背信続きの田島に2軍落ちを命じた。

 「この前のあの2人が同じように…。(田島は)何とかやってほしい思いで今日も使ったけど、同じようなことになった。1点差の9回なら何とかなるという思いだったけど、今の結果では…」

 親心も込めての起用は裏目に出た。前日は岩瀬から救援の心構えも説かれたが、また四球から傷口を広げる失敗を繰り返してしまった。田島は「修正できなかった」とポツリ。これで10試合連続ピシャリの3人締めがない。友利投手コーチは「チャンスを与えてるのにいらないというんだから仕方ない」と突き放した。

 セットアッパー福谷もまた背信の2敗目。川上が4回6失点と崩れた先発陣も苦しいが、救援事情もますます苦しくなった。今後は、この日2回完全に抑えた祖父江や武藤、高橋聡らの日替わりでしのいでいくしかない。下位相手に今季最多タイの4連敗で借金も最多タイの4。4カード連続負け越しも決まった。谷繁兼任監督は「踏ん張りどころです」と言ってバスに乗り込んだ。3日からは巨人、阪神、広島の3強と9連戦。早くも正念場が訪れた。【松井清員】