エース対決に勝つ!
広島前田健太投手(26)が22日、オリックス金子千尋投手(30)との初対戦に向けて気合を入れた。今日23日、ほっともっと神戸でセ・パ首位同士が激突。両右腕の投げ合いが第1ラウンドで実現する。22日、同球場で調整した前田は「楽しみです」と意気込んだ。
広島前田の表情は野球少年のように輝いていた。キャッチボールなど最終調整を終えるとエース対決に意欲をにじませた。
「(23日は)金子さんですね。全部の球種がよく、コントロールもいい投手。交流戦ならではの対決だと思うし、ボクも楽しみです。お客さんに楽しんでもらえるようにしっかり投げたい」
プロ選手、ましてや球界を代表する投手ともなれば、ファンの注目対戦となっても「別に」「特に」などとあまり多くを語らないケースが多い。だが前田は違う。堂々と、そして楽しみに対決を待っていることを明かした。
もちろん楽しさだけではない。交流戦苦手のチームは、やはりというべきか、今季も開幕ソフトバンクに連敗スタートとなった。ここで前田で勝つ、勝たないは大きく違ってくる。「金子さんに投げ勝てれば流れもグッと変わると思いますし」。エースの自覚も込めての意気込みだ。
前田のオリックス戦自体も4度対戦して0勝3敗。「まあメンバーも代わっているし相性は関係ないと思います。でも相手はパ・リーグ首位のチームだし、気をつけて投げたい」。
今季ここまで4勝2敗だが、現在、3試合連続で初回に失点するなど本調子とはいえない状態。それだけに大事な試合で自分もきっちりとした姿を見せたい気持ちも強い。
17日巨人戦で右太もも内側に打球を受けた影響もない様子。意地をかけて、首位決戦、エース対決を制する構えだ。【高原寿夫】



